Don’t stop at the Big Bridge Station
薄緑色の急行で揺れてゆく
ドアの傍らに立ち 無関心に景色を流す
制服の少年たち そして 窓に映りこんだ顔
時計を投げ捨てても 雲は形を変えながら 流れてゆく
薄黄色の切符コインポケットの中
手すりにもたれた 気だるい感情を噛む
胸高鳴った駅 今は無用の停車駅
通り過ぎるなら 0.1の視界に面影を求めたり しないのに
白いベンチには影
空白の青い影
Don’t stop at the Big Bridge Station
薄紫色に染まった空の下
ビルの屋上で冷えすぎたビールを飲む
プラスチックの観葉植物に彩られた空間
埃被った記憶は 興ざめてなお懐かしく 溢れ出す
白いベンチには影
空白の青い影
Don’t stop at the Big Bridge Station
Don’t stop at the Big Bridge Station
詞 青琴野カズ
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