黄金稲穂
黄金稲穂揺らす風
お宝がごろごろしている
雨が降りゃますますきらめいて
今日も今日が足りない
おらおらイナゴが飛び交うぜ
カマキリジャックも目を回す
雨上がりまさか虹なんかないよな
今日も今日が足りない
笑える事しかなくったって
やっていけると思わないか
夕焼けが少しばかり沁みたあと
お待ちかねの夜が来るぜ
掛け穂の匂い揺らぐ風
お宝にまだまだ当たる
泥にまみれたバカ笑い
今日も今日が足りない
固めに握ったおむすびを
熟れた漬物でもう一つ
泥にまみれた長靴並ぶ
今日も今日が足りない
楽しい事しかなくったって
やっていけると思わないか
お別れの時までバカ言って
目覚めりゃ新しい今日にいる
悲しい事が多くたって
やって来られたと思わないか
一人になりたい日もあって
目覚めたくもない日もあって
黄金稲穂揺らす風
お宝がごろごろしている
雨が降りゃますますきらめいて
今日は今日が足りない
ほらほらツチガエルが跳び交うぜ
ここなら踏まれてもへっちゃらと
雨上がりまさかでっかい虹でも架かりゃ
今日は今日が足りない
嬉しい事しかなくったって
生きていけると思わないか
お別れの時までバカ言って
今日の眠りにつくだけさ
笑える事しかなくったって
やっていけると思わないか
夕焼けが少しばかり沁みたあと
お待ちかねの夜が来るぜ
詞 青琴野カズ
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