風の便り
風の便りが吹き抜けた
どうやら此処らが潮時と
風に吹かれてこの町を
風に吹かれてこの町を出よう
おまえ連れては行けぬ旅
おいらよそ者流れ者
旅は独りと決めてあらぁ
旅は独りと決めてあらぁ
泣いているのはカラスの赤子ども
木枯らしばかりが背中を叩けば
三羽烏も何処ぞの町の衆
風に吹かれてこの町を出よう
風の便りが吹き抜けた
おまえ変わらず達者で居ると
風に吹かれてこの町を
風に吹かれてこの町を出よう
泣いているのはカラスの赤子ども
木枯らしばかりが背中を叩けば
三羽烏も何処ぞの町の衆
風に吹かれてこの町を出よう
風の便りが吹き抜けた
遙々遠く心地よく
風に吹かれてこの町を
風に吹かれてこの町を出よう
詞 青琴野カズ
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