し み

し み

 

にわかに漂う異臭の中 おまえ彷徨う
白目をむいて何にも見えない 指先彷徨う

唐突 あっけなく しなしな 朽ち果て
そんなに そっけなく しなくて いいのに

 

嗚呼 まどろみに迷い込む  溶けてゆく
嗚呼 まどろみに迷い込む

 

おまえの残したしみの匂い
おまえの残したしみの匂い
おまえの残したしみの匂いだけ た、よ、り、

 

 

ひそかに愛した微妙な宇宙 打ち明けてみせる
溢れるエキスそいつが答えと 鼻に押し付ける

空虚 埋まらない 刹那 楽しんで
こんなに 止まらない 切なさ 繰り返し

 

嗚呼 まどろみに迷い込む  溶けてゆく
嗚呼 まどろみに迷い込む

 

おまえの残したしみの匂い
おまえの残したしみの匂い
おまえの残したしみの匂いだけ た、よ、り、

 

 

唐突 あっけなく しなしな 朽ち果て
そんなに そっけなく しなくて いいのに

 

嗚呼 まどろみに迷い込む  溶けてゆく
嗚呼 まどろみに迷い込む

 

おまえの残したしみの匂い
おまえの残したしみの匂い
おまえの残したしみの匂いだけ た、よ、り、

 

 

しみ 、、、
しみ 、、、
しみ 、、、

 

 

 

詞 青琴野カズ

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